アイディア創出のテンプレートが、手軽なノート形式になりました
発想法でよく用いられる“類比(アナロジー)法”を個人レベルでも実施できるようにノート形式にしました。アイディアの創出を「1.キーワード」「2.類比」「3.バックグランド」「4.アイディア」の4ステップで進めていくとともに、各ステップでは縦3×横3の9マスシートで思考が拡がるような仕組みになっています。
入手方法はコチラ⇒ココをクリック
PDF形式となっておりますのでダウンロード後に印刷してお使いください。
問題解決ノート、アイディア発想ノート、戦略策定ノートの3点セットとなっています。(¥1,100)
1.アイディア発想の流れ
- このアイディア発想ノートは、1セット4ページで構成されており、さらに各ページには上下2つのワークシートが配置されています。
- そして、「1.キーワード」「2.類比」「3.バックグランド」「4.アイディア」の4ステップでアイディアを生み出していきます。
2.9マスシートの基本的な使用方法
- まず始めに、シートにおける課題を中央マスに記入します。
- 課題に対する思いつきやアイディアをシート左上のマス(1と書かれているマス)に記入し、同様にして、2,3,4・・・の順に書き込んでいきます。(1マスに1つの意見を記入する)
- 一つのマスの文字数は大体30字前後とし、8つのマスがすべて埋まるまで出していきます。
- マスがすべて埋まったら、それぞれの意見やアイディアを3段階で評価し、その段階に応じてマス右下の〇印を塗ります。
3.各ステップでのポイント
- このステップでは、対象とするテーマを設定し、それに関連するキーワードを出していきます。
- 先ず始めに、対象となるテーマ(事例では「取引先を説得する」)をシート中央マスに記入します。
- 次に、テーマに適するキーワードをその周りのマスに記入していきます。例えば、その課題を解決するための鍵(KEY)や要素(FACTOR)などを挙げてください。
- その中から「これは面白そうだ」「アイディアが出そうだ」というキーワードを一つ選び、マスの縁を黒ペンで囲みます。
- このステップでは、アイディアを出しやすくするために、キーワードを一旦他の物や現象に置き換えます。(類比といいます)
- 前段で選ばれたキーワードをシート中央のマスに記入します。
- その際に、「~はどうなっているんだろう」あるいは「~って例えばどんなものだろう」という形式で課題を記入します。「~」のところにはキーワードが入ります。
- 全てのマスが埋まったら、その中から2つか3つ取り上げてマスの淵を黒ペンで囲みます。
- このステップでは、前段のアナロジーを使ってアイディアにつながるようなヒントを出していきます。
- 先ず、前段で選ばれたアナロジーの一つをシート中央のマスに記入します。
- 次にそのアナロジーに対して「何故それがうまくいくのか」「どういう仕組みになっているのか」という問いかけをして、そのバックグラウンドに思いを駆け巡らせます。
- 思いつくまま、周囲のマスにその背景や理由を記入します。
- このステップは、前段でのバックグランド情報をヒントにしてアイディアを生み出す工程です。
- 先ず、本テーマを「~に応用できないか」「~に活用できないか」という問いかけ表現にして、シート中央のマスに記入します。
- 例) 「取引先を説得する」⇒「取引先の説得に応用できないか?」
- 前段のバックグランド情報をヒントにして、アイディアを出して周囲のマスに記入していきます。
- ヒントは単独で使っても構いませんが、複数のヒントを掛け合わせてみると、さらにユニークなアイディアが生まれます。
- すべてのマスが埋まったら、次の基準で各マスのアイディアを評価します
- 「かなり効果あり●/比較的容易にできる●」と評価されたアイディアを2つ~3つ採択します。