戦略策定を行うテンプレートが、手軽なノート形式になりました
戦略策定でよく用いられる「SWOT分析」を個人レベルでも実施できるようにノート形式にしました。強み(S)、弱み(W)、機会(O)、脅威(T)を列挙して、そこから戦略素案を生み出すまでを8つのステップとし、各ステップでは縦3×横3の9マスシートで思考が拡がるような仕組みになっています。
入手方法はコチラ⇒ココをクリック
PDF形式となっておりますのでダウンロード後に印刷してお使いください。
問題解決ノート、アイディア発想ノート、戦略策定ノートの3点セットとなっています。(¥1,100)
1.戦略策定の流れ
- このSWOTノートは、1セット4ページで構成されており、さらに各ページには上下2つのワークシートが配置されています。
- そして、自社の戦略策定を「1.強み」~「8.戦略の記述」までの8ステップで進めていきます。
2.9マスシートの基本的な使用方法
- シート中央のマスに書かれたテーマに沿って、それに対する意見やアイディアをシート左上のマス(1と書かれているマス)に記入し、同様にして、2,3,4・・・の順に書き込んでいきます。(1マスに1つの意見を記入する)
- 一つのマスの文字数は大体30字前後とし、8つのマスが全て埋まるまで出していきます。
- マスがすべて埋まったら、それぞれの意見やアイディアを3段階で評価し、その段階に応じてマス右下の〇印を塗ります。
3.各ステップでのポイント
- 自社(個人の場合は自分)の強みを思いつくまま列挙します。
- 全てのマスが埋まったら、それぞれの強みを3段階で評価し、マス右下にある〇印を評価に応じて黒ペンで塗ります。
- 自社(個人の場合は自分)の弱みを思いつくまま列挙します。
- 全てのマスが埋まったら、それぞれの弱みを3段階で評価し、マス右下にある〇印を評価に応じて黒ペンで塗ります。
- 自社を取り巻く外部環境において、自社にとってチャンス(好機)となる要因を思いつくまま列挙します。
- 自然環境、文化、法や規制、経済動向、顧客動向、競合他社、協力者、技術動向などの視点で考えてください。
- 全てのマスが埋まったら、それぞれの要因を3段階で評価し、マス右下にある〇印を評価に応じて黒ペンで塗ります。
- 自社を取り巻く外部環境において、自社にとって脅威やリスクとなる要因を思いつくまま列挙します。自社内における心配や懸念については(2)弱みに挙げてください。
- 視点や評価については、前ステップの「(3)機会」と同様です。
- 各要因における脅威の程度を3段階で評価します。
- 自社の強みを活かして、機会(チャンス)を捉えるための方策を列挙します。下図のように関係線を引きながら考えます。
- “かなり重要”という機会については、必ず方策を考えます。
- それぞれの方策について、有効性の観点から3段階で評価します。
- 前ステップ(5)と同様にして、自社の強みを活かして脅威(リスク)に備えるための方策を列挙し、それぞれを3段階で評価します。
- 前ステップ(5)と同様にして、機会や脅威に対処するためにどの弱みをどう克服するかについて、その方策を列挙し、それぞれを3段階で評価します。
- ステップ(5)~(7)で列挙した方策について、優先順位の高いものを3つ~4つ選び、マスの縁を黒ペンで囲みます。
- 採択された方策を、戦略1~戦略4に記入します。
- そして、戦略ごとにその実行に責任を持つ者を決定します。
- 必要に応じて実行計画書を作成し、いつ(いつまでに)、誰が、何を、どのようにやるか、費用はどのくらいかかるか、などの詳細を詰めてください。